まずお湯を入れてから湯切りまでの時間が重要だという。
パッケージには3分と書いてあるが、2分45秒から湯切りを始める。
容器内に残った水蒸気と余熱を考えて、早めにスタートするというのだ。
お湯を入れてフタをしている間は、ソースをフタの上に置いて温めておくのだが、これはソースの粘りけを取るという効果と、麺にかけたときに麺を冷却しないようにするためらしい。
そして、湯切りのときには、容器をザッザッと揺らしてはいけない。
あくまでも、最後の一滴が流れ出るまで静かに容器を傾け続ける。このとき不用意に容器を揺らしてしまうと、容器内に残っている水分が攪拌(かくはん)されて、かえって麺にまとわりついてしまい水分が残ってしまうというのだ。
実際にやってみると、確かに(!)。
一旦傾けたはずの焼きそばが全く端に寄っておらず、お湯を入れる前と同じように平に横たわり、キャベツもフタの裏にはほとんどくっつかず、しっかり麺の上に乗っているのである。