「両社長によるギターセッションです」――。記者会見が開始されるやいなやの出来事だった。
司会者の紹介とともに、米ギブソン・ホールディングスのヘンリー・ジャスキヴィッツ会長兼CEO(写真左)とティアックの英裕治(はなぶさ・ゆうじ)社長(写真右)は会見席脇に移動、エレキギターを担ぎ、大音量でロックを奏で始めた。
ギブソンのジャスキヴィッツ会長がリード(メロディ)、ティアックの英社長がバッキング(リズム)を担当し、即興のジャムセッションを熱演。ときおり目線を交わすなど息の合ったプレーを披露し、会見場を沸かせた。
特に、英社長はサングラスを持参し、「会見前のかなり早い時間から、リハーサルをしていた」(関係者)というほどの熱の入れようだった。
(via ギター名門ギブソンの“仰天”TOB会見 | 企業 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト)