ちなみにMakerBotの新スキャナDigitizerが見れるかなと思ったんですが、「スキャナデモは持って来てない」とのこと…残念(何故!?)。
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オフィス用品のStaplesに採用されたmcor technologies の紙3Dプリンタの実物を初めて見ました。
使用する紙は普通のコピー用紙、紙に染みこむ特殊インクでまず各レイヤーを普通に紙印刷(この時に位置サイズ情報も一緒に印刷)、その紙を3Dプリンタに挿入して1レイヤーごとにカット・接着を繰り返すそうです。
今年のBest of CESにも選ばれた3DsystemsのCubeX 途中で電源が落ちても再起動後に同じ場所からプリント再開、フィラメントが無くなればプリント停止 (後で同じ場所から再開)。「12時間かかるような大物プリント中に、なにか事故があってもガッカリしない仕様」だそうです。
(この機能は、せっかく数時間かけてプリントしたのにぐちゃぐちゃのスパゲッティー…を経験したことがある人には嬉しい機能。朝起きてプリンタを見た時のあの落胆といったら…。)
日本からCubeシリーズを購入した場合のサポートはアメリカの本社とのやり取りになるそうです。フィラメントは日本の代理店からでも購入可能と言っていました。
3Dsystemsに買収されたGeomagicの触覚ペンマウスPhantomのデモ。
ベリートップポータブルプリンタ。(Cubeのマーケティングディレクターさんです。)
3DマウスのLeonar3do Kitは3Dメガネをかけてペンタイプのマウスで操作します。
Bolton Worksの3Dスキャナはストライプの光をあててスキャンする物。高解像度が売りで、ジュエリーをスキャンした場合金属部分の細かな傷までスキャンできるそう。 最終的なスキャンファイルはGB級で、現存する(工業モデル含む)3Dプリンタで対応できる解像度以上のものだそうです。
formlabsもブースを出していました、近日予約販売分を出荷予定とかで、細々した情報は別のPostにします。
余談:展示ブースの人に聞いた所、ニューヨーク市警の鑑識担当なんかも来場していて、3Dプリント銃の話から、もし事件に使われた場合に残されたプラスチック片の物質解析をしてフィラメントの販売元特定=製造したプリンタの割り出し…なんてことも今後あるかも。なんて話をしたそうです。面白い。
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