"日弁連が率先して自己改革に進んだのは、「外のつよい批判を受け」ることを恐れてのことだったのではなかったのかということです。結果は、「最高裁、法務省・検察庁だけの改革を求め」というよりも、弁護士自身が強い自己反省に基づいてなされた「改革」だけが着実に実行されることになり、日弁連が率先していなければ、「到底容認できない」ものになっていたというのが虚しく聞こえるほど、今、弁護士自身が納得できていない「改革」が現実のものになっています。"

元「法律新聞」編集長の弁護士観察日記  日弁連「改革」史観の神髄

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