魔術師の色彩は なんかよくわからない設定的なやつ

【舞台】
現代。地名は現実世界に準ずる。
地下鉄から魔法学校に通じたり、クローゼットから異世界に通じてたりするあの感じ。
基本的に一般人に「魔術」という概念は浸透しておらず、オカルトや迷信と並列に語られる。
故に魔術師は普段自分の能力を使わずに、あるいは隠しながら生活している。
または一般と隔絶された空間を有する者たちであれば、人前に出ずに生活することも可能だろう。


【魔術師とは】
魔術師とは、2つの定義のうちどちらか、または両方に当てはまる生物の総称である。
①魔術的素養に富み、物理的な方法以外で対象に影響を与えることができる。
②身体構造を物理的元素以外に精神的元素(以下エーテルと仮称)を持ち、人間とは別にヒトの形をとり、明確な意識と知性を持つ。
例えば水がエーテルを得て凝り固まり、ヒトの形をとり、会話によって意思の疎通ができたり感情の発露が確認できた場合、この水は魔術師足り得ると言える(定義②に基づく)。
人間の場合は定義①に基づき、いわゆる「超能力」と言われる部類の能力(手で触れずに物を浮かせる、熱源がないのに発火させる)を持つ者、または「霊能力」と言われる部類の能力(エーテルのみで構成された存在の知覚、対話ができる)を持つ人間が総じて魔術師と呼ばれることになる。

魔術師が行使するちからを総じて「魔術」と呼び、行使のためのエネルギーを「魔力」と呼ぶ。

魔術師の素養・素質によって持ち得る能力は一つに限らず、おおよそ一分野に特化した魔術を行使する者がいたり、多分野において能力を発揮できるものがいたりさまざま。
ただし魔術師はそれぞれに「色彩」を持たされており、大抵の場合自身の色彩に連想される能力に特化するようになる。


【色彩とは】
魔術師の持つ素養・エーテルにより決定づけられる区分。
基本的に髪の色や瞳の色がそれに影響される。また魔術を行使するときのみ髪や瞳に色彩が反映される場合もある。
色彩は白・黒・赤・青・黄に大別され、さらにそこから混色により細別されていく。
自身の持つ色彩と同色の物を所持・装着することにより、自身の魔力を更に強くすることができるかもしれない。