MARTIN AUDIO使用事例 ROCK IN JAPAN(2011年8月)
2011年8月、ひたちなか海浜公園にて行われました、ロックインジャパンのレイクステージにて日本初となるMartinAudioの新型スピーカーMLAシステムが使用されました。
MLAはその姿はいかにもラインアレイのようでありながら、中身はまったく違うマルチセルラー方式という斬新な理論を持った次世代型SRスピーカー・システムです。「距離によって高域が減衰する」というラインアレイゆえの、そしてラインアレイのままでは克服しえなかった難関を数学的にクリアした、まったく新しいラウドスピーカーシステムとなっています。
レイクステージではステージ上方に片側9本のMLAセルラーアレイモジュール+1本のMLDダウンフィルモジュールを使用。ステージ下には全10本のMLXサブベースモジュールでLR+センターサブを構成しました。 MartinAudioが開発した画期的なオプティマイズソフトウェアDisplay2によって、会場断面から最適な角度設定と、内蔵DSPパワーアンプのフィルター設定を自動計算。 できたファイルをスピーカーモジュールに流し込めば設定完了です。
会場全体でステージ前から、客席最終ラインまで非常にスムーズな音響特性と極めて均一な音圧を実現させ、その効果に会場のいたる場所においても同じ音質を得られるという、過去に前例のない革新的な結果となりました。 またホーンロード構造のMLXサブベースのパンチがあり、会場の後方までクリアに到達する音色に、訪れたオペレーターからも大変高評価をいただきました。 MLAシステムの日本デビューは華々しい結果となり、大成功を収めました。 ※雑誌プロサウンド9月号に詳しい特集記事が掲載されています。