実は言ってない名言ランキングwwwwwwwwwwwwwww
第10位 マリー・アントワネット 「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」
原文は、仏: “Qu'ils mangent de la brioche"、直訳すると「彼らはブリオッシュを食べるように」となる。 ブリオッシュは現代ではパンの一種の扱いであるが、かつては原料は小麦粉・塩・水・イーストだけのパン(フランスパン)でなく、 バターと卵を使うことからお菓子の一種の扱いをされていたものである。
第9位 ユーリイ・アレクセーエヴィチ・ガガーリン 「地球は青かった」
「空は非常に暗かった。一方、地球は青みがかっていた」が正しい訳 また飛行中に言ったとされる「ここに神は見当たらない」は完全なる捏造。
第8位 明智光秀 「敵は本能寺にあり」
戦国時代を舞台にしたドラマや漫画では、このセリフが出たら一つのクライマックスになる。 実際には江戸時代中期ごろに成立した軍記小説『明智軍記』が初出であり、作者の創作とされる。
第7位 ガリレオ・ガリレイ 「それでも地球は動く」
実際には弟子の創作であるとされる。 ガリレイは地動説を放棄することで極刑を免れたのだから、実際にこんな発言をしてしかも記録されていれば無事では済まなかっただろう。 周囲にわからないようにイタリア語ではなくギリシア語でつぶやいたという説もあるが、当時屈指のインテリ揃いの裁判所でそんなことをしたならチャレンジャーすぎである。
第6位 ユリウス・カエサル 「ブルータス、お前もか」
暗殺間際に言ったと言われるセリフだが、近い時代の資料ではほぼ即死に近い状況で、言葉を発することなく亡くなったとされている(諸説あり)。 ちなみに最も古い伝承では「お前もか、我が子よ?」というセリフであり、上記のバージョンを定着させたのはウィリアム・シェイクスピアである。
第5位 福沢諭吉「 天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず 」
『学問のすゝめ』の序文だが、実はこの後「~と言えり」と続いているので、ただの引用文でしかない。 アメリカ独立宣言の一節の翻訳という説が有力。
第4位 エイブラハム・リンカーン「 人民の、人民による、人民のための政治 」
奴隷解放を成し遂げた偉大なるアメリカ大統領の言葉。南北戦争の最終局面、ゲティスバーグにおける演説の一節。 民主主義の精神を謳ったものとして有名だが、リンカーンのオリジナルではなく、セオドア・パーカーという牧師の言葉を引用したもの。 また、この演説は非常に小さな声で、祈るように行われたものであり、観衆はほとんど聞き取れず、新聞記者が記事に起こしたことで有名になったという。
第3位 ナポレオン・ボナパルト「 余の辞書に不可能の文字は無い 」
原文は “Impossible n'est pas francais” であり、 直訳すると 「不可能という言葉はフランス語にはない」 または 「不可能という言葉はフランス的ではない」 という発言なので 「余の辞書に~」というのは意訳。 また、実際には言っておらず後世の創作という説もある
第2位 板垣退助 「板垣死すとも自由は死せず」
暗殺未遂事件を報じた新聞社の創作という説が有力。一説には秘書の内藤魯一の発言だとも。 何しろ襲撃当時は 「痛いがーやきぃ、早よう医者を!」と叫んだと言われてたり、本人が自伝で「一言も出なかった」と回想している くらいだし。また病院で見舞客に笑いながら言っていたという説もある。
第1位 アルバート・アインシュタイン「 人間は脳を10%しか使っていない 」
ネットではアインシュタインが言ったとされている事が多いが、実際にはアインシュタイン関係の書物で引用されたというだけで、元々はまったくの別人の言葉。 更にその元の発言で10%しか使っていないと言われたのは「脳」ではなく「 潜在能力 」であり、要は「人間はまだまだ大きな可能性を秘めている。だから頑張ろう」程度の意味だったと思われる。 ちなみに脳に使われていない部分があるというのは科学的にも否定されている。
ランキング外 清太 「節子、それドロップやない。おはじきや」
戦争の悲惨さを描いた名作『火垂るの墓』。中でも栄養失調で瀕死の状態に陥った節子がおはじきをドロップと思い込んで口に入れてしまうシーン そのシーンで兄の清太が言ったのが台詞は、正しくは「これオハジキやろ、ドロップちゃうやんか」。なぜか、この台詞はネットでパロディ化されることが多く、「節子、それドロップやない。おはじきや」という勘違いが広がってしまったようです。
ランキング外 ポルコ・ロッソ 「飛べない豚はただの豚だ」
ジブリの名作『紅の豚』の主人公ポルコ・ロッソの有名な台詞「飛べない豚はただの豚だ」。でも、これは間違い。 正しくは「飛ばねえ豚はただの豚だ」です。勘違いして覚えてしまっている人、多いのではないだろうか