KARASU no ZAREGOTO

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Jul 3

Skyrim不動産案内番外編:Orc Longhouse

 まあ、オーク要塞に入る方法はいろいろあるよな。
 俺の場合はリフテンに近いラーガシュブールで、巨人と戦ってるのに加勢したら、そのままなんとなく入れてもらえたって感じ? あれは……そうそう。マーラ寺院で恋人たちの仲立ちしろって妙な依頼受けて、イヴァルステッドに向かってる最中だったなぁ。で、そんなことに首突っ込んだせいで、余計に一日かかったんだけどな。
 場所によっては、指定されたものをどこかから取ってくるとかってのもあるみたいだな。で、どこか一ヶ所でいいから仲間だと認められると、他の要塞もフリーパス。ああ。連れがいたって構わないんだ。そのへんは、排他的なのか警戒心足りないのか微妙だよな。
 ダシュニク・ヤルは、そうだなぁ。けっこう、てか、かなりいいところだな。族長と殴り合いで勝つと建物も出入り自由になるし。それに、鍛冶屋も錬金屋もいるから、売買にも困らないんだよな。まあ、場所がリーチじゃ頻繁に立ち寄るとか利用するってわけにもいかないけどな。
 お、ついたぞ。こんちわー。あ、いや、別に今日はそういうんじゃなくて。ここに新しい家が建ったって聞いて……。そう。その不動産屋の代理で来たんだ。見せてもらってもいいかな? あっち?

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 ってこれ……オークの要塞にあるにしちゃ、ずいぶん可愛らしいっていうか、メルヘンっていうかw このへんなんて花壇みたいになってるし。傍に花籠があるのがまたなんとも。って、これ所有者いるのかよ。危ないな。うっかり盗んでオークと乱闘は勘弁だぞ。
 それにしても、この家の壁にめり込んでる金庫……って、郵便ポスト代わりかよ。デザイナーからの挨拶状と、元の持ち主からの手紙が入ってるんだな。元は……オークのドルイド? 長い旅に出るから、その間自由に使ってくれ、みたいなこと書かれてるが……戻ってきたらどうするんだ? そこは気にしなくてもいい? 出発したときの口ぶりでは、旅先で果てる覚悟の、そうか、じいさんか。
 さて、それじゃ遠慮なく中を見せてもらうかな。

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 はい、いきなりマラキャス様のお出迎え、と。まあ、オーク要塞だしな。しかしこれ……広いよな? 明らかに見た目より広いよな? てか……間取りは、そうか。名前どおり、族長の長屋とおんなじなんだな。
 しっかしここ、やたら明るくないか? いや、薄暗い家はけっこう見てきたけど、明るすぎるんじゃないかと思うのは初めてだな。まあ暗いよりはいいのかもしれないけどな。
 ところで、もうひとつの像ってこれ、誰? またなんかカミサマか?
 まあ、入ったところはリビングって感じだな。

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 玄関脇に調理鍋とオーブンも完備……って、なんで鍋から青い炎みたいなの出てるんだ? ドルイドってのは魔術師の一種みたいなもんなのかな。なんかそういうアレでソレのせいで空間もおかしくなって、こんなふうに広いのか? まあ、突然縮小して押しつぶされて死ぬとかなけりゃいいけどなw

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 こっちの奥は錬金の小部屋と寝室か。珍しい花咲いてるなぁ。これ、たしかダークフォール洞窟の奥でしか見られないんだよ、普通は。錬金屋のタペストリーあったり、なかなか面白い内装じゃないか?

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 寝室のほうは小さくて、ほんと寝るためと収納のためって感じだな。マネキンがあるのはいいけど、こんなとこにあると寝てる間中ずっと見られてるみたいな気分にはならないのかねぇw
 ところで、錬金台の向かい側あたりに落とし戸があったけど……。

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 お、ディスプレイルーム、兼、鍛冶場か。
 この案内板の標識は……勝手に持って帰ってきたコレクション、とかなのかねぇw 調べるとそこにワープできる…のかな? 俺が今見てる限りにはなんにも出ないんだが。

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 マネキン数は……寝室に1個と、今降りてきたところに1個、ここに2個で、合計4つ。あれこれ飾りまくれるってことはないにせよ、十分じゃないか? 鍛造設備は簡略型、と。
 ただ、この要塞は鍛冶場もちゃんと供えてるから、わざわざ地下に(ロード挟んで)入るよりは、戻ってきたついでに外でこなしてきたほうがスムーズかもなぁ。家としての利便性の追求ってことなんだろうが……そのへん俺、あいつと同じで、なんでも詰め込むタイプより、多少の不自由があっても、そのほうが住まいとして納得いくなら、そのほうが面白いってタイプだから。
 ま、俺の好みなんて、買い手には関係ないし、さて、上に戻るか。

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 で、寝室・錬金室の逆サイドは本棚と、杖付呪、付呪台の、なるほどな。ドルイドが作ったってのもあるけど、魔術師のための家って感じか。けっこう蔦とか植物とか多くて雰囲気もいいし、女性好みでもあるかもな。

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 使ってる木材も白っぽいし、ほんと明るい家だな。別に俺、夜目がきくからって、昼間は明るすぎるってことはないけど、それにしてもちょっと目に厳しいな……。もう少しだけ明るさおさえてもらえると嬉しいんだが……まあ、俺が住むことはないだろうし、いいか。

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 で、改めて外を見に来たわけだが……ここにも錬金道具……? ちょっと待てよ。この要塞自体に、錬金台って元から2つあったよな? いや、あるんだ。この家に向かう最中の小屋みたいなとこに一つと、族長の長屋に一つ。で、更にこの家に一つに、ここにも一つって、合計4つだぞ。さすがにこれは……作りすぎじゃないか?
 え? そんなとこにハシゴ?

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 へえ。錬金場所の脇から高台に出られるのか。って言っても裏手からは地続きみたいなもんだけどな。なんか、小さいあずまやみたいなのあるし。片方に置いてある椅子は裏山向きで、上にあるのは要塞向きか。どれどれ……。

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 いいねぇ。要塞が一望できるんだな。それにリーチって、フォースウォーンがうろうろしてて物騒には違いないけど、景色はいいんだよな。ほんと、ほら、この間のドラゴン退治の旅の追跡でも思ったけど、起伏に富んだ地形にけっこう目立つ川も流れてるだろ? それにあんまり曇ってたりってことがなくて、低木なんかも多いし。
 これまたなかなかいい物件じゃないか?
 なにせここ、さっきも言ったけど、商人が二人すぐ傍に住んでるわけだ。それに、鍛冶設備もちゃんとある。溶鉱炉まで供えてるからな。で、旅に出るのに一人で行くのが不安なら、ゴーバッシュを説得すればいい。旅に出たいのに迷ってるみたいだからな。
 それに、オーク要塞に住めるってのはなかなかない体験だろ。しかも、自分自身がオークだとしても、要塞の中に家持たせてくれるわけじゃなかったしな。
 まあ、魔術師向きの設備や内装ってのは好みがあるとしても、実用性だけ見るなら、鍛冶屋がすぐそこにあるってのは戦士系にとってはデカいアドバンテージだろ。
 オススメするなら、魔術師か、オークだろうな。オークの魔術師ってのがもしいれば、一番か。
 それにしても、なんだって錬金設備の多い場所に、更に錬金器具増やしたんだろうな?w