魔術師の色彩は まとめ的なあれその2

その1はこちら→【その1】

【対の存在】
魔術師たちはそれぞれに『対の存在』を持つように、およそ本能に近い部分に刷り込まれている。
『対の存在』はを得た魔術師は足りない部分を補い合い、また自身と相手のちからを高め合うことができる。
しかし『対の存在』が誰なのかは確実には分からず、また魔術的相性が良くても性格などの面で不一致になることもあり、
なかなか見つけられないことがほとんど。
ただし一つ確信的な符丁があり、それは『色彩』。魔術師たちは自身の『対』の色彩だけを確信しているため、それを『対』を探すための布石とする。

また、『対の存在』は必ずしも『色彩』が一致している必要はなく、共に過ごした時間によって培われた信頼や経験、絆によって後天的に運命づけられる場合もある。『色彩』はあくまでも指標であって、それに添わなくてはならない理由はどこにもないのだ。


【第七天(セブンス)】
魔術師を取りまとめている組織の一つ。
世界中どの都市にも支部を持ち、魔術的なトラブルや事件の解決を引き受ける。
絶対的正義ではなく、絶対的悪でもない、常に中立の立場をとる。
所属する魔術師はここからの依頼を受け、達成することで対価を得ることで社会的生活の礎とする場合が多い。
また一般社会で生活することが困難な魔術師たちを受け入れる場所としての意味合いも大きい。
組織と呼称するものの、性質はいわゆるファンタジー世界におけるギルドに近いものがある。
第七天に所属する魔術師たちは紋章のバッヂを所持すること・提示することが義務付けられている。